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映画『ゲットバック』ネタバレ感想 ニコラス・ケイジは必死だが

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ゲットバック

いつも困った顔をしているニコラス・ケイジが主人公。リミット12時間、身代金10億円、娘が誘拐された! これは大変と思うけども、話が小さくまとまりすぎている感じがしてあんまり面白くなかったです。ネタバレあり

―2012年公開 米 95分―

 

解説:「コン・エアー」の主演ニコラス・ケイジ&監督サイモン・ウェストのコンビによるサスペンス・アクション。出所した銀行強盗犯が、かつての仲間に誘拐された娘を救出する争奪劇を描く。共演は「J・エドガー」のジョシュ・ルーカス、「キリング・ショット」のマリン・アッカーマン、『デタッチメント』のサミ・ゲイル。(KINENOTE)

あらすじ:全米屈指の銀行強盗ウィル・モンゴメリー(ニコラス・ケイジ)は、長年チームを組む信頼のおける仲間たち、ヴィンセント(ジョシュ・ルーカス)、ライリー(マリン・アッカーマン)、ホイト(M.C.ゲイニー)らとともに夜の銀行に侵入、鮮やかな手口で金庫を破り、1000万ドルの強奪に成功する。だが逃走中に仲間割れが起き、ウィルがヴィンセントに発砲、その様子を見て焦ったホイトの裏切りによって、ウィルは1000万ドルとともに一人路上に取り残される。現場に駆け付けたパトカーを奪取し逃走を図るウィルだったが、警察の執拗な追跡によって最後は逃げ場のない倉庫に追い詰められ、FBI捜査官のハーランド(ダニー・ヒューストン)、フレッチャー(マーク・バレー)らの手によって逮捕される。しかし、盗まれたはずの1000万ドルは跡形もなく消えていた……。8年後。出所したウィルはその足で娘アリソン(サミ・ゲイル)のもとへ向かう。8年ぶりに会う娘に許しを請うウィルだったが、アリソンはひとりタクシーに乗り込み立ち去ってしまう。そんな娘の後ろ姿を茫然と見送るウィル。その直後、突然かかってきた電話の相手はヴィンセントだった。(以下略 KINENOTE)

監督:サイモン・ウェスト
出演:ニコラス・ケイジ

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たくさんのヤマを成功させてきたチームには見えない

冒頭のあらすじ引用によると、主人公たちは「長年チームを組む信頼のおける仲間たち」と書かれている。確かに、チームを組んでヤマを踏むには、信頼関係はかなり重要だと思われる。特に、銀行強盗などという連係プレーが必要なヤマにおいては。しかし、この主人公たちのチームに信頼関係はあっただろうか? 主人公と、後にバーを経営する女性の間にはあったみたいだ。だが、それ以外の2人との結びつきを感じさせる描写は全くない。

後に敵となる相棒なんかは冒頭のヤマを踏むシーンから、どう考えても足を引っ張るだろうと思わせる言動ばかり。むしろ、なんでこんな奴と主人公は長年にわたって手を組んできたんだろうかと思わせる。

しかも、このショボイ相棒が最後まで敵役なのだから、この映画のスケールの小ささったらない。リミット12時間、身代金10億円、娘が誘拐されたーー。こう書いてみると、いつも困った顔をしているニコラス・ケイジがさらに困った顔になりそうだが、この作品ではそうもならない。なぜなら、敵がショボすぎるから。小物すぎるから。

てなことで、ニコラス・ケイジと娘はいろいろとジタバタするんだけども、観ているほうはそんなにハラハラドキドキもしない。

嘘つきは泥棒の始まり

ニコラス・ケイジ演じる主人公にはポリシーがある。それは「強盗はするが殺しはしない」。その信条は冒頭の出来事を見ればわかる。そして、そのポリシーを貫いたことによって、相棒の恨みを買うことになるわけだ。しかし、ラストで主人公はそのポリシーを覆す。何のためらいもなく覆す。そうしたくなる気持ちはわかるし、別にそれでいいと思うのだが、彼は嘘つきである。だから泥棒なのだ。そもそも、冒頭で娘と電話をするシーン。あれも成就できなかったのだから、嘘をついたことになる。嘘つきは泥棒の始まり。だからこそ、彼は泥棒なのだ(笑)。

いずれにしても、この映画の主な感想は、「犯罪は1人でするべき」ってことくらいか。

「犯罪は1人でするべき」については↓

映画『レジェンド 狂気の美学』犯罪は一人で隠れて、孤独にやろう
トム・ハーディが双子の兄弟を一人二役で演じた映画。数ある犯罪組織ものの中で何か突出した部分があるわけではないけど、面白く見られる。今回は作品を通じて、犯罪映画がなんで面白いのかってことと、犯罪は一人でやったほうがいいのではないか、という話。

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