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映画 セットアップ ネタバレ感想 つまらないクライムサスペンス

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ブルース・ウィリス(脇役)やライアン・フィリップス、そして主役が50Centと、役者はそこそこ豪華だけど、内容は突っ込みどころばかりなうえ、その突っ込みどころもさほど楽しめない駄作。尺が短いおかげで最後まで鑑賞できたが、途中で観るのを止めても特に何の問題もないクライムサスペンス作品。ネタバレあり。

―2012年公開 米 84分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:「恋とニュースのつくり方」のカーティス“50 Cent”ジャクソン、「RED レッド」のブルース・ウィリス、「父親たちの星条旗」のライアン・フィリップ共演で贈る犯罪アクション。犯罪都市を舞台に、犯罪に手を染めて兄弟同然に生きてきた男たちが、友情と裏切りの間でそれぞれの人生を切り開こうとする姿を描く。(KINENOTE)

あらすじ:サニー(カーティス“50 Cent”ジャクソン)、ビンス(ライアン・フィリップ)、デイブ(ブレット・グランスタッフ)の3人は兄弟同然のワル仲間。そんな3人が、ダイヤモンドの配達人が乗った車を襲い、500万ドル分のダイヤモンドを強奪する。しかし、3人の友情もそこまでだった。ビンスはデイブとサニーを撃ち、ダイヤモンドを独り占めして逃走。デイブは死亡し、サニーは奇跡的に命拾いをした。なぜビンスは裏切ったのか?~中略~彼が大金を必要とした理由は、服役中の父が獄中で殺されないように賄賂を払い続けるためだった。一方、一計を案じたサニーはビグズのもとへ出向き、ピーティを殺して金を奪ったのはビンスだと告げる。これによって、ついにギャングとマフィアが激突。その銃撃戦から逃げ出したビンスを追うサニー。親友を誰よりも大切に思っていたサニーと、家族のために親友を裏切ったビンス。果たして、2人の対決の行方は……?(KINENOTE)

監督:マイク・ガンサー
出演:カーティス・“50 Cent”・ジャクソン/ブルース・ウィリス/ライアン・フィリップ

ネタバレ感想

2010年以降の作品で、ブルース・ウィリスが脇役務めている作品は、ほとんど面白いのがないような気がする。俺が観た限りでは。この作品って、何かリアリティがないんだよな。どうしてそうなのかを思いつくままに述べておく。

まず、最初のビンス=ライアン・フィリップの味方殺しのシーン。相手が幼馴染みだから、ためらわれたんだろうと想像できるものの、生死も確かめないで立ち去る馬鹿がいるかよ。実際、サニー(50セント)は生きてたわけだし。ついでにあのシーン。もう一人の幼馴染みの死については、事後にセリフで説明されていた。あれ、説明なければ、あのシーンだけでは死んだと思えない。地面に倒れるだけで、弾が当たる描写すらないから、死亡したことを悟らせるには軽すぎるシーンだと思った。

ついでに、終盤くらいの組織同士の撃ち合いが始まる場面。あれって、ブルース・ウィリス死んだみたいけど、何か腕の辺りを撃たれたようにしか見えなかったんだが。その後、彼は物語に登場してこないので、おそらく死んだんだと思うけど。

そのほか、裏切り行為後のビンスの動きものんびりしてて何だかよくわからんし、ダイヤを追ってきた殺し屋が、どこの組織の者なのか最後までわからんし、とちゅう、銃の暴発で死んでしまうアホのくだりって物語に必要だったのかどうなのか、いちいち思い返して考えるのも面倒くさい、つまらない作品だった。

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ともかく、登場人物が全員バカ。突っ込みどころばっかだけど、つまらわないわけでもない。テレビつけたらやってたから見た、くらいのゆるい感じで鑑賞するのがちょうどいい作品。

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