レストレス
交通事故を起こしちゃった警官が事故を隠蔽して一見落着と思ってたら実は目撃者がいて、そいつが脅迫をしてくる。警官は謎の目撃者を突き止めることができるのかーーネタバレあり。
―2022年配信 仏 95分―
あらすじ・スタッフとキャスト
あらすじ:フランス製作のアクションスリラー!交通事故の隠蔽をした警官。だが目撃者だという謎の人物から脅迫状が届き、人生のが狂い始める。(Filmarks)
監督・脚本:レジス・ブロンドゥ
出演:ジェミマ・ウェスト/シモン・アブカリアン/フランク・ガスタンビド/トレーシー・ゴトアス/マイケル・アビテブール
ネタバレ感想
ネットフリックスで配信されてたので鑑賞。あらすじを読んだ感じ、韓国映画の『最後まで行く』を思い出す内容で、鑑賞してみたらほとんど内容も一緒だった。リメイクってことなんだろうね。
リメイクと言えば、『最後まで行く』は香港でもリメイクされていて、『ピースブレイカー』というタイトルでアーロンクオックが主演しているらしい。こちらは未見。アマゾンプライムで観られる(2022年2月現在)みたいなので、興味がある人はどうぞ。
てなことで、内容は細部に異なる部分はあるものの、『最後まで行く』と似たような感じ。にしても、この作品の主人公って汚職もしてるし、ひき逃げもしてるし、あろうことかそれを隠蔽しようとするし、しかもその隠蔽工作が、タイミングよく(?)亡くなった自分の母親の棺にひき逃げ死体を入れて一緒に埋葬しちゃうというクズっぷり。
とはいえ鑑賞者はこのクズ人間がいかに窮地を脱するのかに興味を惹かれる展開になっているところがすごい。でも、すごいのは韓国版のほうで、ネタを知っちゃってるこっちとしては、実は謎の目撃者が同じ警官だったところなんかも別に驚きはないし、なんか細部のストーリーが韓国の作品と比べて適当に思えてしまった。
あと、ドラマ映画なのかなんなのか、映像がチープ。特に爆破シーンとか、相棒が車ごと押しつぶされちゃうシーンなんかがそう感じた。
同じ内容の作品なのにさほど楽しめないもう一つの理由は、オリジナルはもう少し笑える内容だったということもある。主演や悪徳警官役の演技が良くて、特に主人公を演じたイ・ソンギュンの顔芸が笑えるんだよね。今作でもあった、謎の目撃者が同じ警官だったことが判明するシーンの彼の表情は、マジで笑えた。
この作品はネットフリックスで鑑賞できます。
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