クリミナル・タウン
―2018年公開 米 86分―
解説とあらすじ・スタッフとキャスト
解説:「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴートと「キック・アス」シリーズのクロエ・グレース・モレッツが共演した犯罪サスペンス。警察をはじめ街中が親友の銃殺事件に動こうとしないことに疑問を抱いたアディソンは、フィービーと独自捜査に乗り出す。監督は「ヒッチコック」のサーシャ・ガヴァシ。2010年にアメリカで発表されたヤングアダルト小説『NOVEMBER CRIMINALS』を原作にしている。(KINENOTE)
あらすじ:ワシントンD.C.に暮らす優等生のケビンが銃殺される。警察は、事件はチンピラの黒人少年が麻薬を巡るギャング同士の抗争に巻き込まれたものであり、犯人は組織内で始末されたとして、早々に捜査を畳もうとする。しかしケビンが麻薬に関わって殺されたなどありえないと考えた親友のアディソン(アンセル・エルゴート)は、彼の名誉を取り戻すため、恋人未満の幼なじみフィービー(クロエ・グレース・モレッツ)と一緒に独自に事件を追い始める。しかし警察は証言を取り合わず、学校は大学への推薦状を餌に捜査を牽制するなど、まるで街中が事件から目を背けているようであり、ケビンの両親も息子はこの街に殺されたと口をつぐむ。違和感を抱いたアディソンとフィービーは、やがて戻れぬところへ踏み込んでいく。(KINENOTE)
監督:サーシャ・ガヴァシ
出演:アンセル・エルゴート/クロエ・グレース・モレッツ
ネタバレ感想
劇場へ観に行きたいなーと思ってるうちに上映終了したのを、アマプラで見つけて鑑賞。劇場行かなくてもよかったなーという内容だった(笑)。主演二人が豪華なのはいいとして、話の展開はさっぱり面白くない。
主人公は途中まで認めようとしないけど、結局、母親の死が影響して友達が射殺された理由を知りたいと執拗に独自捜査をやってたのがわかる。それはいいとして、この捜査官の無能ぶりがすごすぎ。情報提供募っても彼には誰もタレコミをせず、彼女(クロエちゃん)を通じて情報を得るという。それ以外に彼がやったのは、警察に捜査を要求するだけ。
で、彼女を通じて得た情報でギャングの巣食うエリアに侵入するのはいいとして、そこになんで彼女を連れてくのよ、危ないだろ。さらにそこでの行動が無謀すぎて、これまた彼女に助けられなかったら死んでたかもしれないという。
彼は射殺された友人はギャングではないと信じていたけど、実はその友人はギャングとつながりがあったことが判明する。となると、警察の捜査の方向性は間違ってないことになり、単にそういう事件が起きすぎていて警察の手が回ってなかっただけで、つまりそれだけ犯罪都市であるということを言いたかった映画なのだろうか。よくわからん。
素人でもけっこう簡単に犯人が分かっちゃうわけだから、警察が関係者に聞き込みしてた時に、容疑者浮上するだろうし、すぐに捕まえられたんじゃないかね。
てなことで、何だかよくわからない作品でした。クロエは大人っぽくなって色気が出てきたなぁと思ったけど全裸になるわけでもないし、これと言っていいところが見つからない。
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