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映画 ディープ・サンクタム ネタバレ感想 洞窟は怖い

ディープサンクタム
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ディープ・サンクタム

男女5人が観光で訪れた地で馬鹿騒ぎ。周囲の迷惑少しは考えろやと思うんだが、そういうことは気にしない奴らみたいだ。そんな輩が興味本位で足を踏み入れた洞窟の中で迷ってしまう。で、どうなっちゃうのかという話。ネタバレあり。

―2013年製作 西 79分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:出口を見失った洞窟内で男女が壮絶な殺し合いを始めるサバイバル・パニックスリラー。スペインのフォルメンテーラ島にやって来た若者男女5人。洞窟を発見した5人は、洞窟の奥深くまで来て戻ろうとするが、目印にしていた柱がなくなっていて…。(KINENOTE)

あらすじ:スペインのフォルメンテーラ島にやってきた男女5人の若者たち。大自然の中、酒を飲み、ハメを外しながらバカンスを満喫していた。あくる朝、海沿いにある洞窟を発見した5人。まるで何かに導かれるかのように探求心を刺激された一行は、ライトの明かりだけを頼りに真っ暗闇の狭い隙間を這いながら、奥へ奥へと突き進んで行った。しばらくすると、怖がりのベゴが、「もう帰ろう」と言い出した。二日酔いで体調が良くないのも影響しているようだった。そうこうするうちに洞窟の奥深くまでたどり着いた一行は、来た道を戻ることに。しかし、唯一の目印にしていた柱の分かれ道で、地獄の運命が訪れてしまう…(Amazon)

監督・脚本・製作・撮影・編集:アルフレッド・モンテーロ
出演:マルコス・オルティス/マルタ・カステジョテ/ホルヘ・パエス/エヴァ・ガルシア/ソエル・フェルナンデス

ネタバレ感想

洞窟の出口が見つけられない一行は極限状態に陥り、いさかいを始めるように、で、いろいろあってメンバーの女性が一人、食料にされてまう。さらにいろいろあって、生き残ってるほうの女性は、男3人を残して脱出を試みる。で、一番鬼畜な男に逃げるのがばれちゃうんだが、小柄な彼女しか通り抜けられない狭い壁のおかげで、鬼畜から逃れることに成功。そしたら運よくその先には出口があって、彼女一人が脱出に成功するのである。よかったねーーという話。

狭い洞窟の中をジタバタするだけで、あんまり面白い話ではなかった。男3人中、鬼畜野朗以外の2人のキャラが薄くて、人となりがよくわからん。特に、ずっとビデオカメラを撮影している彼は、単なるカメラマン以外の役割を果たしていないような。その割りに置いてけぼりくらっちゃうし、気の毒といえば気の毒。

冒頭にも書いたようにこの5人組は、洞窟で迷う以前から好感度が低いやつらで、感情移入がしにくい。なので、準備もなしに好奇心だけで洞窟に入り、たいした目印もつけずに奥深いところまで行っちゃうトンマぶりについても、「ああ、バカなのね」と思うくらいで、ハラハラもドキドキもしない。

怖いと思わせるのは、洞窟の狭さと暗さと、出口を探して水中を移動するシーン。あれは怖いんだけど、その怖さを感じさせるのはストーリーの妙でもなんでもなく、単に洞窟というのはそういう恐ろしい場所だからである。

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