スポンサーリンク

映画 エクソダス爆弾に取り憑かれた男 ネタバレ感想

エクソダス 爆弾に取り憑かれた男
スポンサーリンク

エクソダス 爆弾に取り憑かれた男

幼少時から爆弾づくりに魅せられた男が、犯罪組織で頭角を現す。そしてそれを追う刑事との長きにわたる戦いの物語。三章立てになってて、一章以降はどんどんつまらなくなる残念作品。ネタバレあり。

―2021年製作 波 111分―

スポンサーリンク

解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:過去に因縁を持つ爆弾魔とベテラン刑事の対決を描くクライムアクション。爆弾作りの天才・ノーズは、ギャングに自分を売り込み組織で成り上がるが、ある事件で刑事のヤツェクに逮捕されてしまう。十数年後、ヤツェクに再会したノーズの憎悪が再燃し…。(KINENOTE)

あらすじ:不遇な幼少時代を過ごしてきたノーズ。彼の唯一の生きがい、それは爆弾を作る事だった。ある日、ギャングの縄張りで売春宿を経営した事に目を付けられ、組織の連中に痛めつけられてしまう。しかし、その件をきっかけにギャングのボスに急接近、爆弾を自由自在に扱える自分を売り込み、組織で成り上がっていく。しかし、ある爆弾事件で、警察官ヤツェクに目を付けられ強制逮捕され、ノーズは自由を奪われてしまった。それから、十数年後、別々の人生を過ごしていた二人だが、思わぬ展開で再び出会い、ノーズのヤツェクへの憎悪が再燃する…。(amazon)

監督・脚本:パトリック・ヴェガ
出演プシェムィスワフ・ブルシュチュ/アンジェイ・グラボウスキ/セバスティアン・デラ/ユステナ・カルウォフスカ

ネタバレ感想

UNextで見つけて鑑賞。ポーランドのパトリックヴェガ監督作品。この監督の作品にはほかに『ブレスラウの狂禍』『スモールワールド』があって、これがどちらも俺好みな内容(特に後者はとてもいい作品)だったので今作も期待して鑑賞した。でも今作は物語が進むにつれてあんまりおもしろくなくなっていって、残念。

1章はすげぇ面白いんだよね。主人公のノーズの幼少期、そして売春宿の経営、憎き母を亡き者にして、ギャング組織と対立しながらも、組織のナンバー2にまで成り上がっていく。そしてその中でノーズを捕まえようとするヤツェク刑事とのやりとりが描かれる。ここまではよかった。しかし章が変わって、二人の息子が青年くらいに成長して以降の話が唐突に始まってからは、どんどん話がつまらなくなる。なんでだろう。

ノーズはサイコパスみたいな奴で行動原理が意味不明。一目惚れされて結婚することになった奥さんも彼のどこに魅かれたのかさっぱりわからん。その奥さん、時が経つにつれてヤクに溺れたっぽくて廃人みたいになっちゃってるんだが、それでもノーズは彼女を愛してるのか、屋敷に囲って生活してるのだ。おそらく彼女が役漬けになったのは、ノーズと離婚したくなったのに彼にそれを許してもらえなかったからじゃないかと想像するんだが、その辺の説明はない。

いっぽう、ヤツェクの息子は親父が薄給のせいで小遣いにも困ってて、セキュリティの知識を駆使して仲間と強盗団を結成するとかいうメチャクチャさ。ヤツェクも証拠をでっち上げてノーズをムショ送りにしようとするとか正義のためなら不正も働く悪徳野郎。その癖にバカ息子の悪事は罪に問わないところがまた、正義感が親子の愛情に勝るほどではないという、その辺は人間的と言えば人間的だが、感情移入がしづらい。

で、このヤツェクがノーズの組織の幹部を嵌めて密告させたり、取引先の組織をだますなどしてノーズを追い詰めてって、最後は射殺に成功。するんだけど、こいつとノーズの対決によって無駄に死人が増えたりもしてるし、その割には二人の対立がそんなに面白く描けてなくて、1章が良かっただけにとても残念だったのである。邦題が当てはまるのが1章部分だけってのも不満。とはいえ、この監督の作風はやっぱり嫌いじゃないので、今後も期待はしたい。

映画 スモールワールド ネタバレ感想 児童人身売買に手を染める悪魔たち ラストの展開がいい!
少女誘拐犯を取り逃して母親に責められた警官が、自責の念にかられて12年間にわたり少女の行方を追い続ける執念の物語。人身売買に手を染める人間たちの悪魔ぶりが際立つ胸糞な展開のため、そいつらの所業に振り回され続けてきたラストの主人公の行為には、ある意味で溜飲が下がる。お見事でした!
映画 ブレスラウの凶禍 ネタバレなし感想 ラストまで二転三転する話
それぞれの犯行がけっこうな残虐さで、荒唐無稽なのが笑える。グロいシーンもあるんだけど作りものっぽさ丸出しなんで、特に気持ち悪くはない。短くまとまってるしそれなりに楽しめるので、悪くはない内容でした。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました