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映画 デイアンドナイト ネタバレ感想 善悪はどっかからくるもんではない

デイアンドナイト
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デイアンドナイト

―2019年公開 日 134分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:俳優・山田孝之が初の全面プロデュースを手掛けたドラマ。父の自殺をきっかけに故郷に帰ってきた明石。父の遺した負債のため金策に走っていると、児童養護施設のオーナー・北村が手を差し伸べる。施設で働き始めた明石は、北村のもう一つの顔を知ってしまう。主演・企画・原案は、「栞」の阿部進之介。他に出演は、「きらきら眼鏡」の安藤政信、「3月のライオン」シリーズの清原果耶。監督は、「オー!ファーザー」の藤井道人。2019年1月19日より秋田先行公開。(KINENOTE)

あらすじ:海岸沿いに風車が並ぶ地方の街に、明石幸次(阿部進之介)が帰ってくる。父親が大手企業の不正を内部告発し、その数日後に自殺したのだ。明石は父親の遺した負債のために金策に走りながら、死の真相を探る。そんな明石のもとに、児童養護施設・風車の家のオーナーを務める北村(安藤政信)が現れ、自らの仕事に招き入れる。施設で働き始めた明石は、17歳の少女・奈々(清原果耶)と出会う。物心つく前から施設で暮らし、両親の愛情を知らずに育った奈々は、なぜか明石には心を開く。明石もまた、過酷な毎日のなかで、奈々と過ごす時間に安らぎを感じるようになる。ある夜、北村は廃工場に明石を呼び出し、黙って自分たちに付いてくるよう促す。北村の仲間たちと車で夜の街へと出掛けると、北村たちはそこで盗みを働き出す。驚きを隠せない明石に、北村は仲間たちと犯罪集団を率いていることを打ち明ける。北村は父親同然に孤児たちを養う一方、盗難車の違法販売、水商売の元締めなど、子供たちを生かすためなら犯罪をも厭わないという道徳観を持っていた。明石はそんな北村に魅せられていき、復讐心に駆られるまま、次第に善悪の境を見失っていく……。(KINENOTE)

監督:藤井道人
原案:阿部進之介
プロデューサー:山田孝之
出演:阿部進之介/安藤政信/小西真奈美/渡辺裕之/室井滋/田中哲司

ネタバレ感想

この作品は「善と悪はどこからきたのか」ってのがテーマらしい。で、俺の感想としては、それはどっかからくるもんではなくて、人間てのは善でもあり悪でもあるってことを描いているのではないかと思った。

という意味で、本作を鑑賞して『ジョーカー』と似たようなことを述べているように感じた。もちろん表現の仕方はまったくちがうんだけど。そして、あくまでも俺の私見としてである。

じゃあその内容が面白いかどうかと言われると、けっこう期待値高くして観たのもあったせいか、そんなに楽しめなかった。というのも、先に挙げたテーマを表現したいがために物語がつくられているせいか、なんかリアリティがなく感じちゃう部分があったのだ。リアリティがあればいい作品ってことにはならん。それを踏まえてもちょっとねぇというのが窃盗をして金を稼いでる安藤政信率いる孤児院集団のことだ。

あれって、地元でばっかり盗みを働いているみたいだから、もっと早く警察にばれないわけないだろって思っちゃうし、他の裏組織と関わりはなく、独立して活動をしている犯罪組織なんだろうなというのはわかる。わかるけども、海外に車を売っ払うような大規模な犯罪してるんだから、地元のヤクザとかが黙ってないんじゃないかと思っちゃう。そんなところ突っ込んでも意味ないだろと言われりゃそうだ。だが、気になってしまったものは仕方ない。

あと、安藤政信は大して深くもなさそうなあの川で、どうやって死んだんだよ。何でそこ描写しないのかね。そこも物語に関係ないから?

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政府に不都合なニュースを監視して炎上に対しては火消しを行う、内閣情報調査室の若き官僚と、国税を使用して使途不明な施設を建設しようとたくらむ内閣府の闇を暴こうとする女性記者の物語。 ―2019年公開 日 113分―
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あらすじを観て興味を覚えて鑑賞。善悪について考えるに示唆的な内容でありそうな気がした。その通りの内容だったので、とても満足できた。アーサーがジョーカーになる過程を描くことで、人間は全員、全員が善人でも悪人でもあるのだということを示唆しているところが素晴らしい。ネタバレあり。

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