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映画 コンエアー ネタバレ感想 ニコケイ&キューザックVSマルコヴィッチ

コンエアー
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コン・エアー

元軍人のニコケイが奥さんに手を出してきたチンピラを撲殺してしまいムショ送りに。8年後にようやく仮釈放になったら、同じ護送車に乗ってた囚人一味が反乱みたいなの起こしてジタバタ始めたので、正義感の強いニコケイ=キャメロンは一味を一網打尽にするため孤軍奮闘するのであった。ネタバレあり。

―1997年公開 米 114分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:凶悪犯たちにハイジャックされた囚人犯専用の護送機で、孤立無援の戦いを挑む男の活躍を描いた航空パニック・アクション。特異なシチュエーションとキャラクターが織りなすストーリーとアクションのおもしろさ、爆破シーンの迫力が見どころ。監督は音楽ビデオやCMの演出家として活躍し、これが初の劇場用長編となるサイモン・ウェスト。脚本は「デンバーに死す時」「ビューティフル・ガールズ」のスコット・ローゼンバーグのオリジナル。製作は「ザ・ロック」のジェリー・ブラッカイマー、音楽は「スピード2」のマーク・マンチーナと「グリマーマン」のトレヴァー・ラビンの共同。主演は「ザ・ロック」のニコラス・ケイジ、「訣別の街」のジョン・キューザック、「狼たちの街」のジョン・マルコヴィッチ。共演は新星モニカ・ポッター、「トゥリーズ・ラウンジ」のスティーヴ・ブシェミ、「素顔のままで」のヴィング・レイムズ、「キルトに綴る愛」のミケルティ・ウィリアムソン、「悪魔たち、天使たち」のレイチェル・ティコティン、「ウェールズの山」のコーム・ミーニーほか。(KINENOTE)

あらすじ:元歴戦の兵士であるキャメロン・ポー(ニコラス・ケイジ)は、身重の妻トリシア(モニカ・ポッター)を守ろうとしてはずみで人を殺してしまった時から、人生の歯車が狂いだした。殺人罪で服役中に娘が誕生し、1日も早く家族と再会することだけを心の拠り所に、彼は苦難に満ちた獄中生活を耐え忍んだ。8年の歳月が流れ、模範囚として晴れて仮釈放となったポーは、連邦保安局の空システム〈コン・エアー〉に乗り込む。そこには、新設の超厳重警備施設に移送するため、冷酷な知能犯サイラス・グリサム(ジョン・マルコヴィッチ)、黒人ゲリラ軍将軍のダイヤモンド・ドッグ(ヴィング・レイムズ)ほか、全米刑罰史上最も凶悪な囚人たちの一団が乗せられていた。カーソンで6人が降ろされ、新たに10人が乗せられることになっていた。この10人の中には大物麻薬密売人の息子シンディーノがおり、彼から情報を引き出すために機内には、囚人を装った捜査官シムが潜入していた。離陸後、ほどなくしてサイラスの指揮の下、凶悪犯たちは機内を制圧してしまう。彼らの次なる目的はシンディーノを父親に送り届け、莫大な礼金を手に入れること。地上の連邦保安官に気づかれぬよう、カーソンでは予定どおり6人の囚人を降ろさねばならない。ポーにとって、この悪夢を終わらせる絶好の機会だったが、機内に残ることを選ぶ。長年の同房仲間で、思い糖尿病を患っているベビー・オー(ミケルティ・ウィリアムソン)の注射器が、暴動騒ぎで割れてしまい、彼に死が迫っているからだ。さらに、機内には唯一の女性護官ビショップ(レイチェル・ティコティン)が人質となっており、23人の女性を強姦した異常犯罪者ジョニー23(ダニー・トレホ)が彼女を狙っていたことも、ポーを機にとどまらせた。カーソンではシンディーノと共に、37人を惨殺した快楽殺人魔ガーランド・グリーン(スティーヴ・ブシェミ)が乗り込んできた。機はアラバマに向かうと見せ掛け、シンディーノのジェット機が待機するラーナー飛行場へと向かう。地上では異変に気づいた連邦保安官ラーキン(ジョン・キューザック)と、シムの同僚の麻薬捜査官マロイ(コーム・ミーニー)が追跡を開始。殺されたシムの復讐に燃え、コン・エアーごと爆破しようとするマロイは、戦闘ヘリで機を追尾する。一方、囚人たちのデータを調べたラーキンは、なぜ自由の身であるポーがカーソンで降りなかったのか疑問を抱き、彼の妻トリシアと8歳になる娘ケイシーに会う。今も夫を深く愛する彼女はラーキンの誠実な態度を信頼し、夫へのメッセージを託す。無線を通じてラーキンの存在を知ったポーは、死体を機外に捨てる前に、ラーキンに宛てた「機はラーナーに到着」とのメッセージをシャツに残した。警官から“空から降ってきた死体”の報告を受けたラーキンはマロイに連絡し、警察隊に出動要請をし、ひと足先にラーナーに到着する。シンディーノの仲間によって、ラーナーの職員は殺害されていた。やがて荒涼とした砂漠の飛行場にコン・エアーが着陸。無理な飛行のために機体は傷つき、修復作業にかかりきりの囚人たちの隙を突いて、ポーは脱出の機会をうかがう。彼はついにラーキンと出会うが、ベビー・オーやビショップを残しては行けない。サイラスは一人でジェット機で逃げようとしたシンディーノを冷酷に処刑し、囚人たちは警官隊と戦闘体制に入り、彼らに圧勝した。ポーが機内に戻った時、コン・エアーは離陸してしまう。連邦保安局の動きから機内の通報者の存在を知ったサイラスは、ビショップの命と引き換えに裏切り者の自白を迫る。ポーを庇って自白したベビー・オーの体を、サイラスの銃弾が貫く。耐えに耐えた感情を爆発させたポーは、サイラス一味と戦いを繰り広げる。一方、マロイの乗るヘリがコン・エアーに照準を合わせて迫っていた。ポーは失速する機を操縦して、ネオンきらめくラスベガスの大通りに不時着させるとサイラスと対決し、相手を倒した。地上に降りた彼は、愛する妻子とようやく再会した。(KINENOTE)

監督:サイモン・ウェスト
出演:ニコラス・ケイジ/ジョン・キューザック/ジョン・マルコヴィッチ/スティーヴ・ブシェーミ/モニカ・ポッター/レイチェル・ティコティン/ダニー・トレホ

ネタバレ感想

久しぶりの鑑賞。90年代後半のニコケイと言えば、今作のほかに『ザ・ロック』『フェイス/オフ』など大作のアクション映画に立て続けに主演していたなぁ。しかも、3作どれも一定水準以上の面白さがある。

で、今作もキャストがなかなか豪華。ニコケイ意外に一番の悪役サイラスを演じるのがジョンマルコヴィッチ、ニコケイに味方する連邦保安官ラーキンがジョンキューザック。んで、37人を惨殺したことのある快楽殺人魔ガーランドがスティーブブシェミ。そのほかスーパーレイプ野郎にダニートレホ。トレホが舌なめずりしてレイプしたいと狙っている女性護送官にレイチェルティコティンなどなど。

凶悪な囚人を一気に護送しようとしたことによって、物語はハチャメチャな展開になっていくわけだが、サイラスやガーランドはじめ、囚人たちがそれなりの輩ばかり。バキの死刑囚編ほどの大げさ感はないものの、どいつもこいつもイカレた奴らとして紹介されるーーんだけども、その片鱗を見せる奴はそんなにいなくて、彼らの犯罪歴からくるキャラ設定が物語上で発揮されるのはサイラスとガーランドとトレホの演じたレイプ野郎くらい。さらにはガーランドは登場する必要があったのかすら疑問な活躍ぶり。彼のシーンってすべて端折っても物語成立しちゃうんじゃないかな(笑)。ラストの彼は捕まらずに逃げおおせてるから、キャメロンとひと悶着起こすのかと思ってたらなんもないしね。

その中でマルコヴィッチ演じたサイラスはそれなりにイカレた悪役ぶりを見せつけてくれてよろしいのではないか。

一方の主役側のキャメロンは潔癖とも言えるくらいの正義マンで、しかも強いからカッコいいのである。ヘンテコな長髪のくせにカッコいいのが、さすがニコケイ。奥さんと久しぶりに再会したときにウザ絡みしてきたチンピラを一掃しちゃった結果、ムショにぶち込まれちゃうわけだが、あんな美人な奥さんがいたら気が気じゃないでありますな。

さらにジョンキューザックにも見せ場がたくさんあってよろしい。

てなことで、しょうもない感想ではあるが、先に挙げた2作も含め、それぞれがニコケイアクションを堪能できるのでけっこうおすすめ。

映画 ザロック ネタバレ感想 豪華キャストの楽しめるアクション作品
90年代のアクション映画の中でもかなり評判のいい作品。キャストも豪華で、ショーンコネリーにニコラスケイジにエドハリスにマイケルビーンにデビットモースに…。他にもたくさん。とにかくカッコいいのは、ショーンコネリーだ。
映画 フェイスオフ ネタバレ感想 ニコラスケイジとジョントラヴォルタの顔面入れ替えアクション
互いの顔の皮膚を入れ替えちゃうとかいう、かなり無茶な感じのする設定だけども、アクション作品としてはかなり高水準な面白映画。ジョン・ウー作品の中でも最も有名かつ誰にでも楽しめる内容だと思う。ネタバレあり。 ―1998年公開 米 138分―

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