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映画 ザスリル ネタバレ感想 指を詰めてでも金が欲しい

ザスリル
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ザ・スリル

金のないクレイグと5年ぶりに再会した旧友(名前忘れた)が、酒場で出会った金持ち夫婦の提案するゲームに参加。最後まで目を離せずに観られる物語ではあるが、途中が結構グロくて気持ち悪い。ネタバレあり。

―2013年公開 米 87分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:ホラー界の新星、EL・カッツ監督によるシチュエーションスリラー。職と家を失ったクレイグは、ある金持ちのカップルが提案したゲームを受ける。簡単な内容と引き換えに現金を手にしたクレイグは喜ぶが、ゲームの内容は次第にエスカレートしていき(KINENOTE)

あらすじ:初めての子が生まれたばかりのクレイグは、突然仕事を解雇された。貯金もなく家賃も払えない彼は、立退きの通知を受け、絶望のあまり独りでバーへと立ち寄った。そこで出会った謎の金持ちカップル。彼らはクレイグにあるゲームを仕掛けるのだった。「これができたら◯◯ドル! 」ごく簡単な内容と引き換えに現金を手にし、喜ぶクレイグだったが、ゲームの内容は次第にエスカレートし、遂には逃げ場のない究極の選択へと彼を導いていくのだった (KINENOTE)

監督:E・L・カッツ
出演:パット・ヒーリー/イーサン・エンブリー/サラ・パクストン/デヴィッド・ケックナー

ネタバレ感想

金のないクレイグと5年ぶりに再会した旧友が、酒場で出会った金持ち夫婦の提案するゲームに参加。クレイグは旧友と競いながら、夫婦の出すチャレンジをクリアして、妻子との暮らしをマシなものにしようと奮闘する。

しかし、ゲームが進むに連れて、自分が金を手にするために旧友を出し抜いてでもゲームに勝とうとする双方の振る舞いが次第にエスカレートし始めて、ラストでクレイグはある選択を迫られることになる――というのが適当なあらすじ。

うーむ。最後まで目を離せずに観られる物語ではあるが、途中が結構グロくて気持ち悪い。犬を食べるとことか、無理。

金持ちの美人妻とセックスするだけで4500ドルというのは羨ましいのであるが、それ以外のゲームで俺が挑戦したいと思ったのはなかったなぁ。25万ドルもらえたら、俺は旧友を殺せるだろうか。2万5000ドルを値切りして1万5000ドルになっても指を詰めるだろうか。当事者になってもしたくないと思いそう。

ラストの旧友を射殺するシーンはなかなかぶっ飛んだ展開。旧友は気の毒ではあったが、その前にあれだけクレイグに暴力をふるっているわけだから、殺されても仕方ないとは思うものの、クレイグは自分の肉体的弱さを知っているから銃を使って旧友を殺すのであり、その辺は汚い奴だなと感じる。せめてナイフくらい使えよ。おまんの手を汚せや。

てなことで、序盤のゲームで家賃は稼げたわけだからあのまま帰宅してればいいのに、自分で未来を切り開く自信がない彼は、あの屋敷に戻ってきて過激になりつつあったゲームに再び参加することを選ぶ。

その時に彼は、常識人面していた自分を捨てて、あの一晩を鬼畜になり切って耐えることで将来をできるだけ楽に暮らすことを選んだのである。それはそれですごいことだが、何も成長せずに人として落ちていく主人公を見せられるため、爽快感はない結末であった。

しかし、金持ちはすごいねぇ。金持ち夫婦は、あの2人を夫婦間の賭けの対象に使っていたのがゲーム後に判明する。生き残るのがどちらかを予想する賭けだったようで、旦那が旧友で、奥さんはクレイグに賭けていたみたい。

その賭け金は、ゲーム後に旦那が奥さんに札束一枚渡してたので、多くても100ドルくらいだったと思われる。その賭けに勝つために、奥さんは自分からクレイグを誘惑してセックスもしてみせたんだろうし、その寝取られ姿を観ながら自慰行為しちゃっている旦那。どっちもイカれてますね。

あと、家にウンチされたうえ、犬も殺されちゃった隣の家の人が気の毒だ(笑)。

映画 デッド or キル ネタバレ感想 薄い人物描写でラストまで悲惨さを感じない珍作
人物描写が薄いせいか、繰り広げられるゲーム内容の過酷さに比べてスリリングさが足りなく、なおかつ犠牲者の悲惨さが際立たない珍作。ネタバレ少し。 ―2012年製作 米 93分―

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