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映画 タイムクライム ネタバレ感想 韓国の時間移動サスペンス

タイムクライム
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タイム・クライム

―2014年公開 韓 98分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:タイムマシンによって24時間後の自分の死を知った研究者たちの恐怖を描くSFサスペンス。出演は、「殺人の告白」のチョン・ジェヨン、「共謀者」のチェ・ダニエル、「高地戦」のキム・オクビン。監督は、「シラノ恋愛操作団」のキム・ヒョンソク。ヒューマントラストシネマ渋谷「容赦なき韓国映画2014」にて上映。(KINENOTE)

あらすじ:時間移動を研究していたウソク(チョン・ジェヨン)は深海エネルギーを利用したタイムマシンの開発に取り組んでいたが、投資企業から契約中止を示唆され、成果を示すためのテストランに急遽挑むことに。“明日の午前11時”へのタイムトラベルに成功するが、研究所は廃墟と化していた。ウソクは、監視カメラの映像を持って未来から現在に戻ってくる。ウソクが持ち帰った映像には、自分たちの死が記録されていた……。(KINENOTE)

監督:キム・ヒョンソク
出演:チョン・ジェヨン/チェ・ダニエル/キム・オクピン

ネタバレ感想

時間移動に関する作品が好きなので鑑賞。ロシアの企業が所有する海底の施設を借りた韓国の研究チームが、原子力の力を借りた時間移動装置の開発を進めている。苦心の末、24時間後の同じ場所に時間移動し、そこには15分間のみ滞在できるという成果を得ていた。

それだけでもかなり画期的な結果なんだけど、この作品においては、それ以上の成果を求められていて、出資側のロシア企業から契約打ち切りを迫られていた。で、24時間後の世界には行けることを証明するために、主人公と思われる研究者が助手を伴って時間移動実験を強行。見事成功を収めたと思いきや、研究所は火に包まれ、施設が崩壊しかかっていた。しかも、主人公は何者かに襲われて命を落としかけるのだ。何とか危機を脱し、防犯カメラのデータを持ち帰った主人公。

仲間たちとそのデータを確認してみると、施設に爆発が起こり、そのパニック状態の中で自分たちが血みどろの殺し合いをしている映像が映し出されていた。果たして主人公たちはこの危機を脱出できるのかーーというのが適当なあらすじ。

この作品においては、時間移動をするのは一回のみで、それが行われたことによって発生した事件が、どのようにして起こり、どのような結末を迎えるのかーーというところに物語の重点が置かれたミステリー要素の強い内容になっている。

その内容がおもしろいかというと、さほどでもなく、ラストに至って事の真相が判明すると、なるほどそういうことだったのか。と合点はいくものの、さして心に残る何かがあるわけではない。

主人公を襲ったのは24時間後の自分だったってくだりがあるんだけども、あれってなんでそうしようと思ったのか。自暴自棄の自殺行為? ともかく、いくつかの謎をきちんと最後に説明しきっているところはよいとおもうんだけど、それぞれの役柄にまったく魅力がなく、行動原理にも共感をおぼえられる人がいないため、真相がわかったところで、さしたる感慨が湧かない、なんとも残念な作品であった。

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