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映画『ウォーキング・ゾンビランド』出オチキャラ続出のパロディ

ウォーキングゾンビランド
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ウォーキング・ゾンビランド

既存のゾンビ映画やドラマのパロディ作品です。下敷きは人気ドラマの『ウォーキング・デット』だ。あとは映画作品の『ゾンビ・ランド』『ウォーム・ボディーズ』とか。各シーンで様々な作品のパロディを見せてくれる。ネタバレなし

―2015年製作・未公開 米 88分―

解説:人気TVドラマ「ウォーキング・デッド」シリーズのパロディ。『ゾンビランド』『ウォーム・ボディーズ』『28日後…』『ショーン・オブ・ザ・デッド』ほかあらゆるゾンビ映画のモチーフとゾンビ愛を詰め込んだ、シュールでおバカなゾンビムービー。【スタッフ&キャスト】監督:スコット・ダウ 脚本・出演:ティム・オルグツリー 出演:デイヴ・シェリダン/ジョーイ・オレスビー/トロイ・オルグツリー/ソフィアー・テイラー(KINENOTE)

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ごった煮ゾンビパロディ

ゾンビ映画だけでパロディ作品ができるってことは、それだけジャンルとして成り立っているってわけで、ゾンビ作品好きって本当にたくさんいるんだなぁと思います。ゾンビ作品だけでも、ホラー、コメディ、ロマンス、などなど「ゾンビものの~」ってジャンル分けできちゃうくらい、数が多いからねぇ。何でゾンビ作品って面白いのかは、真面目に考えるといろいろ発見がありそうなんで、いずれ機会があれば。

この作品の各登場人物は、人気作品の主要人物たちのパロディなんだけど、けっこう酷いよね。もちろん笑えるという意味で。特に、『ウォーキング・デッド』シリーズのダリルを模した奴。しょぼくれすぎだろ、あれは(笑)。だからこそ面白いんです。リックもけっこうヤバイ。ゾンビでなく生身の人間も殺しちゃっているのは、コメディだから許されるわけで、当然そこが笑いどころになる。他のキャラも、そろいもそろってインチキくさい奴らばかり。元キャラがわかれば出オチ的に楽しめる。

90分の鑑賞には耐え得る映画だ

てことで、この手の作品はオリジナルを見ているかどうかで、当たり前だが印象は変わる。当然見ていたほうが楽しめる。では、オリジナル作品の数々を見た上で作品としてどうかと問われると、別に強くオススメするほどではないですな(笑)。

一番マイナスだったのは、マリファナでトリップしてからのバカ騒ぎシーン。なんであんなに長くやるのか、よくわからん。別に笑わせに来ているようにも感じないし、実際面白くもなんともない。とは言え、作品自体は90分程度と短めだから、ゾンビ映画好きで未見の方は見てもいいんじゃないでしょうか。

ウォーキング・デッドは引き伸ばしすぎです

あと関係ないけど、『ウォーキング・デッド』シリーズっていつ終わるんでしょうね。アメリカのドラマって人気が出ると結末に至らずにいつまでも延々と続くのが嫌だ。ああいうストーリーものは『水戸黄門』とか『刑事コロンボ』とは違うんだから、ある程度利益が出たら、きっちり終わらしてほしいもんです。

良質な作品つくっているのに、ダラダラ引き延ばしてけっきょくファンにも見放されちゃうような状況にするのって望ましくないと思うんだが。利益が出るから作り続けるんだろうけどさ。『ウォーキング・デッド』に関しては、せいぜいシーズン5くらいまででよかったと思う。あそこまででも、あの世界の中で描けることは出しつくしたと思うんだけど。今は惰性で続けているのが丸わかりみたいな内容で、ネタバレブログやっている人のお世話になるだけで充分の作品になっている。序盤のシリーズ(今となっては)は本当にいろいろなことを考えさせてくれる、いい作品だったのにねぇ。

映画『ウォーム・ボディーズ』恋するゾンビ
数あるゾンビ映画の中でも、けっこう異色な感じ。ゾンビが人間に恋をして、そのあとどうなるかって話である。まぁ何となく先が読めちゃうかもしれないけど、大きな矛盾も感じずに見られる、楽しめる作品です。アマゾンプライムで鑑賞。ネタバレ多め  ―2013年公開 米 98分―

 

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