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映画『LOOPER/ルーパー』ネタバレ感想 面白いが疑問点もある

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LOOPER/ルーパー

時間移動系の作品が好きなので鑑賞したら、以前にも見たことある作品だった。まぁ、俺にはよくある話だ(笑)。なかなか面白い作品である。ネタバレあり。

2013年公開 米 118分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:未来から転送されてくるターゲットを始末する殺し屋のジョーの前に、30年後の自分自身が送られてきたことから始まるスリリングなSFアクション。失敗の許されない殺し屋が未来の自分を前にしたときに躊躇ってしまった隙をついて、未来から来たジョーはある目的を遂げるため逃走する……。現在のジョーを「ダークナイト ライジング」「インセプション」のジョゼフ・ゴードン=レヴィット、30年後の未来から来たジョーを「RED/レッド」「ダイ・ハード」のブルース・ウィリスが演じる。他、「プラダを着た悪魔」のエミリー・ブラントが出演。監督・脚本は「ブリック」でもジョセフ・ゴードン=レヴィットと組んだライアン・ジョンソン。(KINENOTE)

あらすじ:未来ではタイムマシンの使用は禁じられているものの、犯罪組織が敵を証拠もなく消すために利用していた。抹殺するターゲットをルーパーと呼ばれる殺し屋が待機する過去に転送、ルーパーは確実にターゲットを殺害する手はずになっている。腕利きのルーパー、ジョー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)の元に、ある男(ブルース・ウィリス)が転送されてきた。いつものようにすぐさま仕事を片づけるつもりだったが、男が30年後の自分自身であることに気付いてしまう。ジョーが躊躇した隙をついて、未来のジョーは街へ逃走。仕事を完遂しないと自分が殺されるため、現在のジョーは必死に追跡する。ようやく未来のジョーを追い詰めた現在のジョーは、彼が危険を冒してまで過去へ来た真の目的を知る……。(KINENOTE)

監督:ライアン・ジョンソン
出演:ブルース・ウィリス/ジョゼフ・ゴードン=レヴィット/エミリー・ブラント/ポール・ダノ/ジェフ・ダニエルズ

ネタバレ感想

時間移動に超能力要素も

主人公のジョーは30年後の自分と、所属している組織に追われながら、事の真相に迫ろうとする。で、そのために、ある母子と接することに。しかもその母子は念動力(TK)の持ち主で、息子のほうはかなりの能力者であることが判明する。

その3つ巴の争いがなかなかスリリングであり、ラスト、主人公の選択がなかなか人間味がありつつ勇気のある行動で、関心させられる。その辺がこの作品の面白さだ。つまり、ストーリーと人物描写がしっかりしているのである。

作品から感じる私的な疑問

ということで、ここからは作品の面白味とは関係のない、私的な疑問点を。

現ジョーが死ぬまで、無限に老ジョーは殺されていた

この作品でブルース・ウィリス演じる老ジョーは、作品内の現在の若ジョーが殺し損ねてしまった対象である。だから、若ジョーにとっては、ループが閉じていない。しかし、老ジョーは30年前、老ジョーにとっての老老ジョーの殺害に成功し(ややこしい)、ループの閉じた人生を生きていたはずだ。だからこそ、30年後に組織につかまり、若ジョーのところに送られてきたと。

そうだとすると、老老ジョーもきっと、若いときに、老老老ジョーを殺していたはず。そうでないとならん。てなことだと、物語ラストで現ジョーがあの結末を選ぶまで、無限の老…ジョーたちが、30年後の自分を殺してループを閉じ続けていたということでいいのだろうか。たぶんそうなんだろう。

若ジョーと老ジョーは同一の存在ではない(当たり前)

俺がもっと重要だと思うのは、もうひとつ別の疑問だ。この物語ではラスト、若ジョーが自殺することで、子どもを殺害しようとする老ジョーを止めることに成功する。成功の瞬間、老ジョーはこの世から姿を消す。文字通り、消える。

これにより、若ジョーと老ジョーは30年のときを隔てているものの、同一人物ということがわかる。でも、なぜ同一人物なのに、お互いに片方の区別がつくのだ? それって同一人物じゃないじゃん。別人じゃん。というか、別の存在じゃないかと思うのだ。

同一の存在であるなら、同時代に存在した若ジョーと老ジョーは、一つの自己意識で、二つの体を操っていなければならんと思うのだが。ちがうかね。でも、そうではない。お互いに別人なのだ。だって、それぞれに異なる自己意識があるんだから。

と、考えると、どうして若ジョーが自殺したら、老ジョーが消えてしまうのだろうか。何でなんだろうか。別人が死んだだけなのに、どうして自分の存在が消えてしまうのだろうか。作品とはまったく関係ないことだけど、疑問なのである。

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