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映画監督ジョニー・トー 香港ノワールに生きて 感想

ジョニートー香港ノワールに生きて
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映画監督ジョニー・トー 香港ノワールに生きて

8年に渡って取材した内容を60分にするってのはかなり大変だと思うが、それだけ長い期間かけてきたようには思えない薄っぺらさ。香港の街並みなど趣のある風景を入れ込むのは別にかまわないけど、ジョニー・トーの何を表現したかったのかボヤけているように思った。

―2013年公開 仏=香=中 60分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」などで世界的に高い評価を受ける香港ノワールの第一人者、ジョニー・トー監督に、8年に渡る取材を行ない、その作品世界に迫ったドキュメンタリー。本人や関係者の証言に加え、最新作「奪命金」などを含む代表的作品のメイキング映像も収録。監督はフランス人映像作家イブ・モンマユー。(KINENOTE)

あらすじ:フレンチ・ノワールに囲まれて育ったフランス人映像作家イブ・モンマユーが、2003年から8年間に渡ってジョニー・トー監督への取材を続け、その成果を纏め上げたのが本作。インタビューに答えてくれたのは、ジョニー・トー本人だけでなく、リッチー・レン、サイモン・ヤム、アンソニー・ウォン、レオン・カーフェイ、ルイス・クーといった彼の映画に欠かせない俳優やスタッフたち。さらに、最新作『奪命金』を含む代表的作品の裏側やメイキング映像も織り込み、その作品世界を解き明かしてゆく。果たして、名監督は“香港ノワール”をどのように語るのか……?(KINENOTE)

監督:イブ・モンマユー
出演:ジョニー・トー/リッチー・レン/サイモン・ヤム/アンソニー・ウォン/レオン・カーフェイ/ルイス・クー

感想

足かけ8年の取材で合計どのくらいインタビューの時間が取れたのかは不明だけど、内容薄くないか? ジョニー・トー監督のファンなら大体知っていそうなことしか情報に出てこない。香港ノワール作品を通して移り変わる香港をどう描写してきたかってことは何となく伝わってきたけど。

鑑賞していておもしろいなと思ったのは、『エグザイル 絆』のマカオのホテルのシーンが、制作会社のビルのセットだったところ。あとは、頻繁に挿入される香港の風景がなかなかよいというところか。でも、過剰に挿入されすぎて無駄に感じるシーンもけっこうあった。そんなことより、監督やスタッフや役者の話をもっと聞きたいんだけど、こっちは。

なんというか、叙情的な雰囲気のドキュメンタリーにしたかったんだろうけど、物足りなさしか感じない作品でした。

この作品はネットフリックスで鑑賞できます。

「あくなき挑戦 ジョニー・トーが見た映画の世界」 感想
『映画監督ジョニー・トー 香港ノワールに生きて』という別のドキュメンタリーを見るつもりで、間違って本作を鑑賞してしまった。ジョニー・トー監督が好きなので別にいいんだけど。

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