眺望良好
フランシス・ン、ルイス・クー、ラム・シューら、なかなか豪華キャストで香港の住宅事情を描いたブラックコメディ。ネタバレあり。
―2019年製作 香 92分―
あらすじ・スタッフとキャスト
あらすじ:眺望良好. 20191時間 31分香港映画. 慌ただしい一家の心の安らぎは、香港の美しい景色。ある日、この景色が大きな看板に遮られてしまった。忌々しい看板を撤去すべく、一家はあの手この手で大奮闘! (Netflix)
監督： ハーマン・ヤウ
キャスト:ルイス・クー/アニタ・ユン/フランシス・ン/ラム・シュー
ネタバレ感想
フランシス・ンが出演してたので鑑賞。ラム・シューも出てる。このブログでは何度も言及しているけど、最近俺が鑑賞する香港作品にはなぜかルイス・クーばっか顔を出してて、彼の顔はもう見飽きたんだが、前述の2名が活躍している作品は久しぶりに見たなぁ。
作品内のフランシス・ン（役名忘れた）一家の住処は、マンションのそれなりに高いところにあるらしく、窓からは海が見える。決していい景観とは言えないものの、そこに暮らす家族たちにとっては、一時やすらげる憩いの景色なのだ。
ところが、その窓の前にある建物に広告看板が出ちゃって、そこの家主はルイス・クーなんだけども、そいつが嫌な奴で「あれは広告ではない。芸術作品だ」とか適当なこと言って看板を撤去してくれない。
それに憤ったフランシス・ンは役所などに掛け合いなんとか看板を撤去してもらおうとするんだけど、法の網の目潜り抜けて看板設置しているルイス・クーのほうが有利らしく、どうにも撤去にいたらない。
で、終盤でいろいろあって、フランシス・ン一家は成り行きでルイス・クーを殺害してまうのである。なんとか秘密裏に事を運んだうえ、看板もなくなって一件落着かと思いきや、発見されたルイス・クーの死体のポケットに一家が何かを買った際の領収書が出てきてあえなく御用。一家はお縄を頂戴しちゃうのである。
個人的にはフランシス・ンとラム・シューを目当てにしていたので、内容にはまったく期待してなかった。で、その期待どおり、あんまり面白くないでありました。
前にもなんかの作品の記事で書いたけども、香港は一度だけ旅行に訪れたことがあって、狭い土地の中に建物が密集しているので、その景観は圧巻だし、刺激的だ。だけど、住むには狭すぎるし大変だろうなと思っている。この作品ではまさにその香港の中流くらいの家庭の現在の住宅事情が描かれていたわけだが、コメディにしてはさほど面白くないし、ラストはブラックなテイストだけども、何か物足りない終わり方であった。
この作品はネットフリックスで鑑賞できます。
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