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映画『ラスト・サバイバー』ネタバレ感想

ラストサバイバー
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ラスト・サバイバー

―2016年製作 唖 99分―

解説:荒廃した世界で、生き残るために戦う人々を描いたサバイバルスリラー。街外れの砦に隠れ住み、静かに暮らすエイサたち10人の男女。ある夜、無法者に襲われたエイサの父親を旅人・ムサが助けた。エイサは彼を砦に泊めるが、ムサは父親を殺害し。(KINENOTE

監督:アリ・F・モスタファ
出演:アリ・スリマン/マイサ・アブド・エルハジ/マフムード・アリ・アトラシュ/ルバ・ブラル

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ラスト・サバイバ― The Worthy ネタバレ感想

UAE=アラブ首長国連邦の映画とか初めて観た。出演者は確かにそっちの地域の人っぽく見えるし、名前もそれっぽいので、たぶん現地の役者さんたちなんだろう。で、内容はどうかとい言えば、普通です。つまらなくはないんだけど、面白いわけでもない。

作品に対して必ずしも何らかのテーマやメッセージを感じられなくても面白いものは面白いし、それが感じられてもつまらんものはつまらんものだ。この作品について言うなら、俺は特にメッセージは読みとれなかったし、テーマもよくわからんかった。

だからと言ってつまらないわけではなかったけど、やっぱり面白くもないのだ。価値のある人間たちが集う場所みたいなところがあるらしくて、主人公は最終的にそこに導かれることになり、それに対してどう選択したかって話だと思う。

だけどそれが何だったのか、やっぱりようわからん。

それはいいとしても、そこに至るプロセスも特筆すべきようなこともなく、淡々と物語は進む。この主人公はリーダーであった父親を失い、自分が父のように、もしくは父を超えることを目指して頑張るんだけども、ぜんぜんうまくいかない。で、結局一人になってしまう。

そんな頼りがいのない奴なんだが、価値のある人間として選ばれるってのはどういうわけなのか。よくわからん。

いずれにしても、どこの国に生まれても、普遍的な善悪の基準てのはどこかにあるらしい。どこかにあるからこそ、俺はこの中東の国に生きる主人公の倫理観に基づいた行動を理解できるし、彼に敵対する人間たちの悪行についても理解できるのである。

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