スポンサーリンク

映画『キル/オフ』ネタバレできない感想 誰か、教えてください(笑)

キルオフ
スポンサーリンク

キル/オフ

この作品は何なんだ? ネタバレしようもないくらい意味不明な映画でした。だったらいちいち感想書くなよと思われそうだが、わからんもんはわからんと記録には残しておきたいのでわからないことを列挙しておく。てなことで、ネタバレはありません。俺にはできません。誰かネタバレして(笑)。

―2016年製作 仏 75分―

スポンサーリンク

解説・スタッフとキャスト

解説:ラスティ・ジョイナー主演によるサスペンスアクション。広大な砂漠地帯の田舎町にやって来た営業マン・サム。誰ひとりとして姿を見せない町の異様な雰囲気を不審に思い、町を去ろうとしたサムだったが、突如現れた仮面の警官から銃弾を浴びてしまう。【スタッフ&キャスト】監督・制作・脚本:クリストフ・デロー 脚本:クレメント・テュフォ 製作:カティア・モコロ 撮影:エマニュエル・ベルナール 出演:ラスティ・ジョイナー/シグリッド・ラ・シャペル/ローダ・ペル/ハッサン・ガレダリー(KINENOTE)

監督・脚本:クリストフ・デロー 出演:ラスティ・ジョイナー/シグリッド・ラ・シャペル/ローダ・ペル/ハッサン・ガレダリー

あらすじ

サムの営業先は無人の町

セールスマンのサムが、砂漠っぽい町に派遣されて飛び込み営業しているんだけども、その町には誰も住んでいない。居留守を使われているようにも思えてサムは悪態つくんだけども、民家以外のモーテルにも雑貨屋にも、店員すらいないのである。

で、店舗内の監視カメラだけがサムの姿を映している。こんなところに派遣しやがった上司に電話するサム。しかし上司は電話に出ず、留守電につながる。サムは訴える。「このエリアで営業する意味ないですよ。妻も待っているし、娘も誕生日近いの帰りたいですん」。

どこに行っても誰もいない。仕方ないから帰ろうとするサム。しかし、車のバッテリーがあがっている。いろいろあった後、何とか自力で直して砂漠を脱出! と思ったら、なんか警察の使うマキビシみたいなんのを踏んじゃって、車のタイヤがバースト(笑)。

帰りたいのに帰れない…どころか命の危険が

哀れサム。ともかく帰りたいので徒歩でトホホと歩いてたら、ようやく人間の姿が! 警官らしい。サムはしてやったりと、彼にハローと近付いていったら、ライフルで右肩付近を撃ち抜かれちゃうんである。

パニック状態で命からがら町に戻り、サムはある家に立てこもる。警官はまだ追ってくる。で、見つかっちゃったので格闘したあげく、サムは図らずもその警官殺してしまうのだ。

ちなみに、物語中、サムは何度か車中でラジオを聞いている。そのラジオのDJはエディ。なんでも、嫌な目にあった人たちのはがきを集めて、俺が世直ししてやるぜ! 的なことをエディがのたまう番組らしい。

で、いつのまにかサムは、少女誘拐殺害の容疑で、そのエディの番組内で抹殺すべき対象として取り上げられていることがわかるのだ!

お前はもう、死んでいる

その後、今まで誰もいなかったのに少しずつ人が現れ始める。警官の次は、覆面をかぶった町の住人にサムは襲われることに。何だかよくわからんままに襲撃され、それでも何とかそいつらを返り討ちにしていくうちに、サムはエディとコンタクトを取ることに。

「俺は何にもしていない!」と訴えるサムだが、エディは無視。そして、これまでサムが何度電話しても留守電にしかならなかった奥さんが、なぜかその番組の呼び掛けに応じて? サムと会話をすることに。

すると奥さんは言う「サムは5年前に死んだわ」。呆然とするサム。その直後、数人か数十人かの町人がサムの隠れていたモーテルの外に群がっていることがわかる。哀れサム。モーテルに押し寄せてきたその住人らにリンチされて死んでしまうのであった。

翌日。モーテルの掃除人がサムが殺された部屋を入念に掃除している描写で劇終です。

感想

序盤から謎噴出で期待はさせるのだが

まず序盤の20分くらい。サムを演じている人以外、人間が一人も出てこない。広大な砂漠の描写とか、なんか薄いピンク色した太陽みたいな謎の光とか、エディとかいうDJのラジオの音とか、そんなんだけ。不穏な感じをさせて期待は持たせるのだが…。

訳がわからん(笑)

何なんですか、この映画。マジで訳がわからん。『プライマー』並みに(記事末参照)、初見ではさっぱり意味がわかりませんでした。そして、2度目を鑑賞したいとも思わない。謎すぎる。自分がわからん映画だからダメ映画ですと言ってはいけないと思うが、糞面白くもないダメ映画だと思った(笑)。誰かこの映画を観た人、作品についてどういう解釈をしたのか、どう解釈できるのか、バカな俺に教えてください。

俺にとってはともかく全部がわからない(笑)。その中でも意味ありげで何の解釈もできなかった部分を下に挙げておくです。

わからないところを挙げておく

あの光は何なん?

まず、あのピンク色ぽい、太陽? あれは何なんだろうか。よくわからん。

サムはここにいた

原題は『SAM WAS HERE』。作中でサムがそう書かれたメモをところどころに残している。あれって何の意味があるんでしょうか? よくわかりません。

エディとあのラジオって何なの?

エディは声と後ろ姿しか出てこないよね。なんかサムを恨んでいるみたいだったけど、彼は何者なんでしょうか? さっぱりわからない。

サムは五年前に死んでるの?

奥さんがラジオ内でそう言ってたけど、それって何なの? 鑑賞中、この物語はもしかしてサムの夢オチ的な話なんじゃないだろうね――とか想像してたんだけども、そういうありがち解釈すら許さない意味不明な内容に思えて、これもやっぱり訳がわからん。

※後にコメントくれた方がいて、見出しが間違っていることに気づいた。「エディは5年前に死んでるの?」ではなく、「サムは5年前に~」の誤りです。2018年12月22日に訂正しました。

他にもいろいろ訳わからん(笑)

その他、伏線なのかなぁとか思わせる出来事やシーンがあるんだけども、劇終してからも俺にはサッパリ理解できない映画でした。この映画を観る人がどれだけいて、この糞ブログのこの記事にどれだけの人がたどりつくのかわからないけど、何がしかの解釈ができた方、あなたの解釈をぜひ教えてください(笑)。

個人的に意味不明だった映画の記事↓

映画『プライマー』ネタバレできない感想 わけわからん(笑)
ここまで内容を理解できない作品ってのも珍しいのではないか。俺が単なるアホなのかもしれんが、本当に意味不明でした。仮にこの映画の全容を知りたい人は、この記事を読んでも何の解決にもならないので、他の記事を検索して読むことをオススメします。ネタバレありません。というか、できるかこんなの(笑)。―2005年 米 77分―

意味不明なようでいて、わかったような気にはなれた映画の記事↓

映画『パラドクス』ネタバレ感想 意味はないけど面白い。風変わりな作品
イサーク・エスバン監督ってずいぶん個性的な内容の映画撮ると思う。なかなかわかりづらい内容だ。でも、個人的には楽しく観られたです。鑑賞した人にしかわからない内容に触れます。ネタバレあり。 ―2016年 墨 101分―
映画『タイム・オブ・ザ・ウルフ』世界を救うのは誰か ネタバレあり
ミヒャエル・ハネケの作品を久しぶりに見た。静かであまり激しい動きのない作品の中で、ハネケ監督は人の倫理観を揺さぶる、熱い挑発をかましてくる。ネタバレあります。 ―2003年 仏 独 墺 109分―

コメント

  1. ゆうたん より:

    自分も父親と見ましたがほんとに意味がわからず「え、おわり!?」みたいな感じでした。誰もレビューしてないし…

  2. エディ より:

    このクソ映画をWOWOWで見たことでサムのようにこのブログに迷い込みました。
    もうどうでもいいことでしょうが1つだけ力になれそうです
    エディは五年前に死んでるの?奥さんがそういった とありますが
    奥さんはサムは知らない 夫は5年前に死んだ です

  3. hanori より:

    奥さんはサムと言ってたんでなく、「”夫は”5年前に死んだ」と言ってたんですね。でも、再検証のためにもう一回レンタルして鑑賞する気力が…(笑)。エディさん、ネットの片隅に迷い込んだうえ、手間かけてコメント残してくれてありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました