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映画『7500』ネタバレ感想 みんなこの世に未練なさすぎ(笑)

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7500

演出が日本のホラー映画っぽいなぁと思っていたら、監督が日本人だったのである。まったく情報なしに選んだ作品だったのでちょっと驚き。内容はまぁ、いいんじゃないでしょうか。突っ込みどころ満載だったけど、あのオチならそれも許されるわなーーと最初は思った。でも、そうでもなかった(笑)。ネタバレあり。

―2015年公開 米 79分―

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解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:「呪怨」シリーズの清水崇監督と「ダイヤモンド・イン・パラダイス」の脚本家クレイグ・ローゼンバーグが組んだホラー。飛行中のジャンボ・ジェット機を舞台に、ある乗客の死をきっかけに、恐怖に襲われる人々の姿を描く。出演は「ハイネケン誘拐の代償」のライアン・クワンテン、「君が生きた証」のジェイミー・チャン。(KINENOTE)

あらすじ:ヴィスタ・パシフィック航空のロサンゼルス発東京行きジャンボ・ジェット7500便。出発の準備が整った機内に、様々な事情を抱えた乗客たちが乗り込んでくる。破局したことを隠したまま、友達夫婦と旅行するカップル。異常な潔癖症の上に自分勝手な妻と、彼女にうんざりしている新婚の夫。全身タトゥーのヘビメタ女。怪しげな木の箱を機内に持ち込む営業マン風の男性。盗品を売りさばきながらアジア横断旅行をしようとする若い男。そして、妊娠に怯える女。さらに、フライトに責任を負う立場の男性パイロットと女性客室乗務員は不倫関係にあった。離陸後、しばらくして激しい乱気流が7500便を襲う。乗客たちはすさまじい力で揺さぶられ、パニックに陥る機内。やがて乱気流は収まったものの、続いて営業マン風の男性が“息ができない”と苦しみ始め、たちまち血を吐いて死んでしまう。死体を乗せたまま飛び続ける7500便の機内全体に、やがて広まり始める死。様々な怪異に襲われながらも、飛び続けるしかない7500便。そして、機内は化け物屋敷と化してゆく……。(KINENOTE)

監督:清水崇
出演:ジェイミー・チャン/レスリー・ビブ/ジェリー・フェラーラ/ニッキー・ウィーラン/ライアン・クワンテン/エイミー・スマート

ネタバレ感想

よいところ

飛行機内のパニックものといえば、相手は自然災害か、テロリストか、犯罪者か蛇(笑)って感じだから、幽霊騒ぎってのはなかなか珍しい。そこはいいと思う。あとは、作品そのものの尺が短いところ。劇中に散見される突っ込みどころは、あのオチを観れば、「ならいいか」と思わせはするので、強引といえば強引だが、よいのではなかろうか。ありがちではあるが、俺は「そうくるか!」と最初は驚いた(単細胞)。

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この作品、公開当時もけっこう評判良かったよね。初めて鑑賞したけど、確かに面白い。内容はメチャクチャだが見てて飽きないのは、作り手がきちんと楽しめる作品を制作しようと頑張っているからだろう。ネタバレあり。 ―2006年公開 米 107分―

突っ込みたいところ

突っ込み部分はいろいろあるのだ。例えば、なんで主要人物たちは機内を好きなように歩き回っているのに、他の乗客はおとなしくしてるんだよとか、別れたカップルの友達である新婚カップルたちは何で全く物語に絡んでこないんだよとかいろいろ。挙げたらキリがないくらいにたくさんある。

あのオチに最初は納得した

だが、ラストでそれらの突っ込みを許さないオチを迎えるのだ。てなことでネタバレすると、主人公らを含む乗員たちは全て、最初の乱気流の時点で死んでいたのである。で、なぜかこの世に未練のあった人物たちだけは、それを断ち切るまで幽霊みたくなってあの機内でジタバタしていたのだ。

で、ジタバタした結果、未練がなくなった人は、あの世にいけるという。だから、姿が見えない化物みたいのに襲われて人が死んじゃうシーンとか、他の乗客たちがおとなしく座っているところとか、その辺の描写は全て突っ込みが許されなくなるのである。なぜなら、主人公らはすでに死んでいて、成仏できないで生と死の狭間みたいな世界(だと思う)でジタバタしているだけだから。つまり、そこは現実世界でないから、何がおころうが夢みたいなもんであり、だから何がおこってもいいのである。

ということで、ラストを観て、いろいろ突っ込みたいところも一応辻褄があうように説明されている気がしたので、別に面白くはなかったものの、悪くはない作品だと思った。

よく考えるとおかしいことたくさん(笑)

だが、こうして記事に書いてみると、やっぱりおかしいわな。

そもそも最初に死んだおっさん、未練タラタラだったじゃんか。あとは、時計盗みにきたあいつとか。荷台に吸い込まれちゃったアテンダントの子も、恋人がいたわけだし未練残しているような。

ていうか、主人公たちは申し訳程度に人物同士の関係性とか背景が描かれているから、未練云々といわれても納得できなくもないが、描かれない乗客は全員が生きることに未練なかったので成仏できたって説明されても、そんなわけあるかと思いますよ。どんだけ毎日を悔いのないように大事に生きていたんだ、あいつらは(笑)。

ついでに、大事に生きてようがいまいが、悔いを残さずに生きてこようが、人生ってそんな簡単に満足できるもんか? 少しでも死にたくないと思うのであればこの世に未練が残っていることになるわけなんであり、主人公らより先にあの世に行っちゃったあの乗客どもは、むしろ人生を悲観しまくりで自殺願望の強い奴らだったんだと思うしないのである(笑)。

てなことで、未練云々が話のオチにされるのは、やっぱりおかしいだろと思った。ホラーのくせに怖くないし。

あと、登場人物にエイミー・スマートが出ていたらしい。あの別れたカップルの女性のほうだったようだが、画面が暗すぎて顔が判別できなかったので、最後まで出演していたことに気づかなかった(笑)。

エイミー・スマートといえば、↓

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「切ないハッピーエンド」なんてコピーをどこかで見たが、確かにそれが当てはまっている。運命を変えようと力を尽くすよりもその宿命を受け入れ、「ありえないことなどない」という覚悟をすること、そして人生を肯定すること、存在を肯定することが大事なのである。

航空パニック作品↓

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航空機内アクション↓

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