スポンサーリンク

映画 ジェノサイドホテル ネタバレ感想 ムンバイ同時多発テロが題材

スポンサーリンク

ジェノサイド・ホテル

2008年11月、インドのムンバイで起きた同時多発テロを題材にした作品。高級ホテルの宿泊客が武装集団に虐殺されていく。タイトルどおり、悲惨な物語。ネタバレあり。

―2018年公開 墺=尼 138分―

スポンサーリンク

解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:2008年にインドで起きたムンバイ同時多発テロ事件で被害に遭ったタージマハル・ホテルを題材にしたスリラー。休暇で訪れたムンバイの街に魅せられるショーン。しかし1126日の夜、突如ホテルに武装集団が押し入り、無差別に宿泊客を襲撃していく。監督は、本作が初作品のリアム・ワーシントン。特集『ワールド・エクストリーム・シネマ2018』にて上映。(KINENOTE)

あらすじ:休暇でインド最大の都市ムンバイを訪れたショーンは、人々の活気に溢れ、極彩色に包まれた祭りが催される街にすっかり魅了される。宿泊先であるインド最高級のタージマハル・ホテルには世界各国からいろんな人が集まっており、街とはまた異なる魅力に満ちていた。素晴らしい時間を過ごすショーン。しかし20081126日の夜、ムンバイの数か所で同時多発テロ事件が発生。タージマハル・ホテルにも突如武装集団が押し入り、爆発音と銃声を轟かせながら宿泊客を無差別に攻撃してまわり、惨劇が繰り広げられる。(KINENOTE)

監督・脚本:リアム・ワーシントン
出演:ジョゼフ・マーラー・テイラー/スクラージ・ディーバック/ミヒカ・ラーオ/カビール・シン

ネタバレ感想

事実を基にした物語だそうです。2008年11月、インドのムンバイでイスラム過激派による同時多発テロが勃発。

この作品では、高級ホテル、タージマハル・ホテルに押し入ってきた武装集団から命を守ろうとする一部の宿泊客らの顛末が描かれている。

俺はこのテロのことを全然覚えてないので、何の前知識もなく鑑賞した。なかなか酷い惨劇であったことがわかる内容になっている。ただ、それぞれの登場人物の背景がそこまで深くは描かれていないので、各キャラの特徴が際立っている印象は薄い。

主人公は他者への愛に溢れる人物として描かれているのはよくわかるのだが。

それ以外の人物、例えば兄妹の母親はどこに行ったのかとか、その後2人が行動を共にする記者とはどういう関係にあったのかなどは、イマイチよくわからん。

まぁ、物語的にさほど重要ではないから細部がなくても内容はわかるんだけども、なんか少し物足りない感じ。

扱っている題材はすごく社会的で悲惨な内容なんだけども、やたらに間延びしたシーンなんかもあって、展開が遅いのに少しイライラしてくることも。

また、基本的に物語内で起きるのは、複数の宿泊客らが武装集団から身を隠しつつ、何かが起こるたびに険悪になったり、心が通い合ったりするシーンが繰り返されるだけ。

そして、一筋の光明がさしたかと思われたのち、その希望は絶望に変わってしまう。このラストの展開はとても悲壮感があり、自身の信じる神のために人を殺すことをよしとする過激派の存在に怒りを感じるわけで、物語として重要なシーンではある。

しかし前述したように、それ以外のシーンが何ともつくりものめいた感じがして(つくりものなんだけど)イマイチ緊迫感にかける印象であった。

とはいえ、信仰を持つ人も持たない人も、この作品を鑑賞することで、そもそも信仰は必要なのかどうかとか、異なる信仰を持つ人同士はどのように歩み寄ればいいのかなどを考えるきっかけを与えてはくれると思うので、観て損はないと思う。

ただやっぱり、映画作品としてはちょっと物足りない感じ。

映画『キングダム 見えざる敵』ネタバレ感想 ラストのセリフが印象的
サウジアラビアに入国するまでが少し退屈だが、入国以降は怒涛の展開。イスラム圏で他国の人間が捜査をすることの困難さが描かれる中で、彼らのお目付け役みたいなアル・ガージー大佐が少しずつ主人公を信頼しはじめて、最終的には共闘関係を築くに至る良作。ネタバレあり。 ―2007年公開 米 110分―
映画『ナインイレヴン 運命を分けた日』ネタバレ感想 チャーリー・シーンかっこいい
9.11に同時多発テロ事件で起きた実話を基にしたパニック作品。エレベーターに閉じ込められた男女5人が繰り広げる、閉鎖空間の中で描かれる人間模様と、そこからいかに脱出しようとしたのか、5人の奮闘を描いている。ネタバレあり ―2017年公開 米 90分―
映画『虐殺器官』言葉の力を侮るな! ネタバレ
原作者の伊藤計劃にはデビュー当時から興味があって、作品を読みたいと思いながらも放置し続けて、いつの間にか亡くなってしまっていて、たまたま映画になったことを知って鑑賞の機会を得た。この作家は、「言葉の可能性」というか「言葉の持つ力」のようなものに、何か強い思いがあるように感じた。そこが興味深いのである。ネタバレあり。

コメント

タイトルとURLをコピーしました