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映画『カン・フューリー』ネタバレなし感想 ほめることしかできない(笑)

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カン・フューリー

いい意味で超絶バカ映画。80年代の映画やドラマ作品などを髣髴とさせる演出や描写がてんこ盛りで、監督兼主演のデヴィッド・サンドバーグなる人物の、80年代への熱い憧憬がほとばしる内容であった。ネタバレなし

―2015年製作 瑞 30分―

解説:カンフーパワーに目覚めた刑事がタイムトラベルし、あの歴史的人物と対決! 80年代への愛が惜しみなく散りばめられた、突っ込みどころ満載のSFアクション! (Netflix )

監督・出演:デヴィッド・サンドバーグ
出演: デヴィッド・サンドバーグ、ヨーマ・タコンヌ、スティーヴン・チュウ

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感想

監督の80年代カルチャーへの愛が爆発!

ネットフリックスで偶然見つけて、どこかで噂を聞いたことがあったなぁということで、30分という短さにも助けられてすぐさま鑑賞。冒頭にも書いたように、作り手の80年代~90年代くらいのカルチャーに対する熱い思いを感じる内容であった。俺も10代の頃に本作がオマージュしていると思われる色々な作品に触れているので、監督の思いをビンビン感じるのである。

愛情と勢いだけで押し切った娯楽作

ともかく内容は荒唐無稽、何もかもデタラメなので、勢いだけで30分間を押し切る。だが、そこがいいのである。いちいち設定を細部にわたって矛盾なく構築したら、この映画は30分で終わらずにダラダラ続くだけのつまらんダメ映画になっていただろう。

そうではなく、作り手がやりたい、見せたいことをごった煮で突っ込んで無駄をそぎ落とし(たのかは知らんが)、ストーリー上の矛盾やら何やらを何もかもを無視して、ひたすら勢いで魅せる作品なので、起こっていることをそのまま、素直に浴び続けることで楽しめばいいのである。

突っ込みようがない。全てが見どころだ(笑)

ということで、今回の突っ込みは必然的に、愛のあるものになる。逆に、突っ込み部分を楽しめないと、その鑑賞者にとってこの作品はまったく楽しめないものになるだろう。しかしまぁ、どこから突っ込めばいいかと考えると、正直全部だ(笑)。最初から最後までだ。だから書きようがないと言えばない。どうしよう(笑)。

80年代へのオマージュ作品

突っ込めないから話題を変える(笑)。この作品は80年代へのオマージュなわけだが、具体的に対象となった作品は映画で言うと、『ターミネーター』、『ロボコップ』の2作はよくわかる。あとはテレビドラマの『ナイトライダー』、ゲームだと、横スクロールの格闘アクションや、90年代くらいに登場した『モータル・コンバット』(映画も撮られている)にも影響を受けているのではないか。

他にも漫画だのカンフー映画だの、監督がその当時かその前後の作品を享受していたがために、ものすごく影響を受けまくっているーーように見える。

さらに、神話に出てくる神様やら、オカルト的に語られるナチスやヒトラーのお話を突っ込み、さらにはアマゾネスみたいな女戦士のほか、ティラノサウルス、ビームを出せるラプトル、体は人間のトリケラトプスなどを登場させ、しっちゃかめっちゃかを繰り広げるのだ。

やたらと股関節の柔軟性が高い主人公の格闘シーンなんかも、ぶっとび過ぎてて笑うしかないし、あのチープな映像がバカばかしさにマッチしていてよいのである。

ある意味では、駄作を駄作と思っていない(笑)

とか、ほめることしかできないので、そろそろやめる(笑)。個人的には先日鑑賞した『デス・レース2050』の存在がどっかに行ってしまうほど、突き抜けた感のある映画に出会えてよかったと思うのである。

ただ、デス・レースの記事でも似たようなこと書いたけど、鑑賞したB級映画の酷さを腐すことも楽しみにしている俺みたいな人間には、本作も非常に感想を書きづらい作品であった(笑)。

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今回この記事を書いていて考えたことがある。それは、酷かったところをいちいち突っ込み、記事にまでしたくなる作品というのは、その酷さがゆえに、俺はその作品を愛でているのではないかということだ。

なぜなら、酷くもないんだけど面白くもない作品っていうのも多くあって(特に、ジャンル映画と言えるくらいに多作のゾンビ映画に多い)、それらについては、わざわざ記事を書きたいとも思わないの作品が多いのである。

てことは、わざわざ書いてでも残しておきたい、発信したいと思った作品は、記事にならなかった作品よりは、俺の中では評価が高いということなのではあるまいか。自分ではあんまり認めたくないんだけど(笑)。てなことで、この問題はブログを続ける限りは考えることになるだろう。

筆が止まることなく文句が書けた作品の記事(笑)↓

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