映画『ヘッド・ショット』ネタバレ感想 敵役暴走恋愛格闘アクション

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ヘッド・ショット

『ザ・レイド』のイコ・ウワイス主演のインドネシア産の格闘アクション。公開時に観にいけなかったのが、早くもレンタルされてたので借りてきた。グロい描写もあるものの、皆さん耐久力高いのでさほど痛さは伝わってこない(笑)。イコ・ウワイスは、強いのか弱いのかよくわからんのだが、キレキレのアクションはかっこよいです。ネタバレあり。

―2017年公開 尼 118分―

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解説とあらすじ

解説:「ザ・レイド」で世界的に注目を集めたイコ・ウワイス主演のアクション。頭部に銃弾を撃ち込まれ、記憶喪失の状態で海辺に流れ着いた男“イシュマエル”。女医アイリンの治療によって回復した彼の命を狙って、犯罪組織が次々と刺客を送り込んでくる……。監督はティモ・ジャイアント&キモ・スタンボエルの2人組ユニット“モー・ブラザーズ”。(KINENOTE)

あらすじ:海辺で1人の男が瀕死の状態で発見される。その男の頭部には、銃弾が撃ち込まれていた。2カ月後、男は突然目覚めるが、自分の身元や過去、名前など、すべての記憶が失われていた。“イシュマエル”と名付けられた男(イコ・ウワイス)は、若手女医アイリンの治療によって少しずつ回復。次第に2人は惹かれ合うようになる。一方、インドネシア最大の犯罪組織を率いるリーは、死んだはずの“男”が生きていることを知り、追っ手を送り込む。イシュマエルを誘い出すため、組織はアイリンを誘拐。救出のためにイシュマエルは、リーのアジトに乗り込んでいく。次々と送り込まれる最強の刺客たちとの激戦の中で、徐々に蘇るイシュマエルの記憶。やがて、過去の謎が解き明かされていくが……。(KINENOTE)

予告・スタッフとキャスト

(シネマトゥデイ)

監督:モー・ブラザーズ
出演:イコ・ウワイス/後藤洋央紀

ストーリーの細部は適当です(笑)

冒頭で書いたように、イコ・ウワイスって『ザ・レイド』でもそうだけど、圧倒的な強さってわけじゃないんだよね。その辺は、トニー・ジャーとかドニー・イェンの作品とは違うかなぁと今回思った。前にどっかで書いたけど、ドニー先生の作品は相手との強弱のバランスがけっこう上手くとれた描写が多いように思う。まぁそれは贔屓目に見ているからなのかもだが。

ということで、本作はこういうアクションものにはありがちだが、ともかくストーリーはかなり適当(笑)。まず、仲間に撃たれてしまったイコ君(イシュマエル)は、病院に入院しているわけだが、ヒロインの女医さんは、なんで患者の部屋で寝起きしてんのよ(笑)。仕事しろや。喋ってもない奴なのに、なんでそんなに気になっちゃってんの? あれで好きになっちゃうなんて、ちょっとおかしいと思うのだが。

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頭に銃弾残っているのにアクション激しすぎ(笑)

で、イシュマエルの右の側頭部あたりには、銃弾の破片が入っているぽい。でもさぁ、あのシーン見る限り、撃たれたというよりは、弾丸はおでこのあたりかすめただけなんじゃないの? 頭に撃ち込まれた描写だったかなぁ? それに、あんな弾丸が頭に入ってて生きてられるか? 百歩譲っても、あんな激しい格闘はさすがにできないと思うんだが(笑)。

突っ込む映画ではないが、突っ込みたい(笑)

とか、そういう突っ込みをする映画ではなく、純粋にアクションを楽しむ映画なので、そこはおいておこう。だが、それにしても、全く銃が役に立たない作品だねぇ。素手やナイフ持ち状態よりも、銃を持っていることにさほど優位性が感じられない作品ってのも、なかなか珍しい(笑)。

敵組織はかなりの暴走集団です

冒頭のほうで本作のボス敵である、地獄の父(笑)が刑務所から脱出するシーン。あれ、コメディだよね。なんで囚人も警官もあんな正面から撃ち合っとるんだ。アホか(笑)。

ボスは非常に悪どい男で、しかも強い。さらに、さらってきた子どもたちに、生き残り拷問的なスパルタ教育を施して、腹心の部下に育て上げるというかなりの鬼畜ぶり。しかも、育てられたこいつらがまた、かなり強い(イシュマエルもその一人)。

そんな奴らで組織された犯罪集団だから、相当タチが悪いってのはわかるものの、さすがに警察署乗り込んで無事に帰ってこれるもんかねぇ? 無理だと思うよ。その辺の説得力は皆無である。

あと、あのバスジャック。そんなに銃乱射して、なぜヒロインだけ死なないのよ。おかしいよ。というか、撃つ必要ないじゃん(笑)。あと、日本人プロレスラーとの対決シーン、必要か? あの対決シーンを回想するのはなぜかボスのリーというところも、なんだかよく意味がわからなかった(笑)。しかも、何であんな刃が折れた日本刀を大切に持っているんだ? 別にラストバトルで使うわけでもなかったし。

すごいんだけど、何かが足りない。

・・・と、突っ込みいれる映画ではないと言いつつも、いろいろ腐してしまった(笑)。肝心の格闘シーンはどうなのかって言うと、イコ・ウワイスはキレキレなので、カッコイイはカッコイイ。戦いのシーンも多くてすごいんだけども、何かもの足りなさが。相手が異なるだけで、やっていることは大体同じに見えてしまったのである。

うーん、何でだろうか。最後の、ボスと対決する直前の構えのシーンはムチャかっこよかったが、それだけかなぁ。ボスはリーって名前だったけど、なんか中国系の武術っぽい動きに見えた。ということで、アクションも何かが足りないと思った。何なのかはわからん。

ロマンス的な部分も邪魔くさく感じたなぁ。最後のほうで、ヒロインがイシュマエルを救うシーン。親父からの決別という意味でも重要なシーンではあるのだが、別にどうでもよかったなぁ。

それよか、ラストでジャカルタにいた彼らの側に、2人のせいで母親を殺され、誘拐までされて恐ろしい目にあうことになった少女がいなかったほうが気になったよ(笑)。

てなことで、『ザ・レイド』は無茶苦茶おもしろかったけど、この作品はそれに比べると落ちるなぁって感じでした。監督が違うからしょうがないか。

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