スポンサーリンク

映画 グッドフェローズ ネタバレ 実話を基にした犯罪組織作品

スポンサーリンク

グッドフェローズ

実話を基にしてつくられた、マーティン・スコセッシ監督作品。グッドフェローズと呼ばれるギャングの世界にあこがれた少年が組織の一員として働く姿を追いながら、構成員たちの人間模様を描いた犯罪映画。ネタバレあり。

―1990年公開 米 145分―

スポンサーリンク

解説とあらすじ・スタッフとキャスト

解説:実在の人物をモデルに“グッドフェローズ”と呼ばれるギャングたちの生き様を描くドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはバーバラ・デ・フィーナ、製作はアーウィン・ウィンクラー、監督は「ニューヨーク・ストーリー」のマーティン・スコセッシ、脚本は原作者のニコラス・ピレッジとスコセッシの共同、撮影はミハエル・バルハウスが担当。出演はロバート・デ・ニーロ、レイ・リオッタほか。(KINENOTE)

あらすじ:ヘンリー・ヒル(レイ・リオッタ)は幼い頃より、“グッドフェローズ”と呼ばれるマフィアの世界に憧れ、12歳の時からブルックリンの街を牛耳るポール・“ポーリー”・シセロ(ポール・ソルビノ)のもとで使い走りを始める。やがてヘンリーは本物のマフィアとして、強奪専門のジミー・コンウェイ(ロバート・デ・ニーロ)や、チンピラのトミー・デビート(ジョー・ペシ)といった仲間たちと共に荒仕事に手を染める日々を送るようになる。何度かの刑務所暮らしを経ながらも、ヘンリーはカレン(ロレイン・ブラッコ)と結婚、子供ももうける。そして1978年、ケネディ空港で犯罪史上空前の600 万ドル強奪事件が発生、FBIの威信をかけた捜査が始まるが、事件の鍵を握る証人たちは実行犯のジミーらの手によって次々と口を封じられてしまう。策に窮したFBIが目をつけたのが、ヘンリーだった。その頃麻薬密売事件で逮捕されていたヘンリーは、事件に直接の関係は持っていなかったが組織の内部事情には十分すぎるほど精通していた。育ての親ポーリーにさえ見離されたこと、そして相棒のジミーが自分の命を狙っているのを知ったヘンリーは連邦証人保護制度の下で余生を送るために証言する。ジミーは投獄され、ヘンリーは日蔭だが生きながらえることができた。現在ジミーはまだ獄中である。(KINENOTE)

監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ/レイ・リオッタ/ジョー・ペシ/ロレイン・ブラッコ/ポール・ソルビノ

ネタバレ感想

ワイズガイたちはワイズではなくアホだ

ヘンリー・ヒルを演じたレイ・リオッタが最も輝いている作品。脇を固めるジョー・ぺシ(トミー)やロバート・デ・ニーロ(ジミー)ももちろんいい。

さほど派手な描写はなく淡々と描かれる物語だが、描かれる組織の各構成員=ワイズガイたちのクズっぷりや頭の悪さがとても楽しめる。ほんとうに、よくこんな後先考えずに動いちゃうアホどもの集まりが何年も成り立っていたのか、理解に苦しむほどだ。

グッドフェローズたちの人生はグッドか

組織のボスであるポーリーは自分はなるべく表に出ずにうまい汁を吸えるように組織を維持しているのはすごい。だが、組織として麻薬売買に手を出さないルールがあるのに、構成員のなかに、密かにそれらに手を出している者がいるのに、完全には制御できていない。どころか、上納金みたいのさえ納められていれば、黙認しているようにも見える。

ヘンリーは、少年の頃から組織に入ることを望み、その夢をかなえる。彼はギャングになることで、一般的な生活よりも裕福で、社会のルールに縛られずに好きなことができる生活を実現する。しかし、この実話を基にした映画が示してくれるのは、組織にいる人間のほうが、一般社会のルールを守っている人間よりも、常に何かにおびえて生きているように感じられるところだ。

組織のボスであるポーリーはまさにそのタイプで、けっきょく彼は獄中で死を迎えることになる。ジミーも同じく、邪魔者は消してきたものの、自分は幹部になれないし、ルフトハンザ事件で設けたものの、バカな仲間たちを制御できず、イライラしている。そして、最終的にはヘンリーの裏切りで、ムショ入り。

トミーは何かにおびえて生きてはいない。しかし、単なる単細胞な暴れん坊でしかないので、組織に消される。何の実績も出しているように見えないチンピラがどうして幹部になれると思ったのか不思議でならない。要するに、天寿を全うできていない。

そして、ヘンリーも最初こそ羽振りが良かったものの、組織のしがらみの中で生きることに疲れていき、最終的には証人保護を受けて、普通の生活に戻るのだ。彼はその生活が退屈だと思っているようだが、命を天秤にかけたときに自身が選択した道なのである。つまり、いつ死んでもいいような覚悟がないと、犯罪組織の構成員になんて、ならんほうがいいってことですな。

という説教くさい俺の感想なんかはどうでもよくて、とても面白い映画なのでオススメです。

映画『レジェンド 狂気の美学』犯罪は一人で隠れて、孤独にやろう
トム・ハーディが双子の兄弟を一人二役で演じた映画。数ある犯罪組織ものの中で何か突出した部分があるわけではないけど、面白く見られる。今回は作品を通じて、犯罪映画がなんで面白いのかってことと、犯罪は一人でやったほうがいいのではないか、という話。
映画『バッド・デイズ』ネタバレ感想 結末まで全てハードボイルドである
あまり知られていない作品だと思うが、この映画は良作だと思う。決して傑作とは言えない。だが良作である。なぜそうなのかというと、ハーヴェイ・カイテル演じるロイが渋いのだ。ハードボイルドである。ネタバレあり ―1997年 米 98分―
映画『夜に生きる』ネタバレ感想 主人公の信条が参考になる作品
1920年以降のアメリカで起こった出来事もかなり出てくるので、アメリカの歴史的なことに対する知識が深いと、より楽しめるんだろうと思う。とはいえ、その辺の知識はなくても別に問題はない。個人的には、このブログにテーマに関わる内容が描かれていると思った。ネタバレすこしだけ。 ―2017年公開 米 129分―
雑談 バイオレンス映画、犯罪映画が好きだ。なぜなのか
バイオレンス、犯罪映画が好き! 3つの理由がある。要約すれば悪に対する憧れであろう。善悪の基準を介入させずに生きられるのが悪人だ。俺は社会から逸脱して善悪の彼岸に生きたい。しかし善悪を超えた言葉を獲得できないから無理だ。そういうお話。

コメント

タイトルとURLをコピーしました